(1925年1月出版) No. 51(6.1)興安嶺の落葉松(北滿) 零下四十度の寒さ、シヤツターはもう利かない、雪は銀粉の如く大氣の中にちらちらと降る中を、脚を沒する積雪を踏みつけて登つた、山中の樹 …